2017年09月29日

海外航空券の予約をするなら、木・金を避けた方がいい理由

ちょっと前に、発券期限の話をしたのだが…

最近の海外航空券だと、
だいたい予約してから3日以内に発券するようにルールが設定されていることが多い。

この「3日以内」というのが曲者なのだ。

どういうことかというと、
仮に土日祝日に、旅行会社の営業はやっていても、航空券の発券が週末はできない…なんてことが、結構あるのだ。

航空券の発券とだけ言うと、簡単そうに聞こえるのだが、
ミスが許されない仕事であると同時に、航空券の複雑なルールを理解していないと、到底できない仕事なのだ。

そんな専門的なスタッフを抱えておくことは、よほどの規模の旅行会社でないと難しい。
そのため、発券を外部委託している会社だって少なくない。

そして、その発券専門の業者自体が、土日祝日が休みであることが多いのだ。

となると、「土日祝は発券できない」なんて事態が発生しえる世界なのだ。

「土日祝は発券できない」ことは、結構痛い話だ。
もし仮に予約後3日以内に発券が必要な航空券の場合…

木曜予約: 金曜日(翌日)に発券しないとアウト
金曜予約: 月曜日(翌営業日)に発券しないとアウト


なんてことが起こり得るのだ。

まして、翌日・2日以内発券なんて航空券も存在する上に、
航空会社によっては、予約後でないと発券期限が分からない所もあるのだが、
そういう所に限って、土日祝とかぶっているなんてことが起こりえるのだ。

だから、木・金に予約してしまうと、
それこそ、即入金・即予約の確認となって、結構せわしないことになってしまうことがある。


これだけだと、手配側のエゴなのかもしれないが…
予約するお客様側にとってもデメリットは大きいと思う。

というのが、
休日のために、お客様自身が確認したり、入金したりするなど、
実質的に対応できる時間が短くなってしまうのが1つ。

また、発券が金曜日には固まるため、何かお願いしても、
旅行会社側が物理的にすぐに対応しきれない場合が、結構あるからだ。


私も全ての旅行会社を見た訳ではないのだから、確実なことは言えない。

うちであれば、土曜でも日曜でも余裕で発券できます…と言い切れる所もあるのかも知れない。
そんな所でも、土日祝までフルの体制で発券のスタッフを出している所は多くない。

そうなると、結局、金曜日が混雑する…という話になってしまう。

入金や予約確認などでバタバタするのを避けたいのであれば、週の前半に予約をしておく方がオススメだと言える。
posted by KAZU at 22:43| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

海外航空券を安く買うための発想

航空券代金の仕組み…ほんまに複雑だ。
説明しだしたら、本一冊になるレベル。

だが…
大雑把な話をしてみようなどという無謀なことをしてみようなんて思った。

何故かと言うと、どうやったら航空券を安く買えるのか、
という話をよく質問されるのだが、
大雑把でもいいから仕組みが分かっていないと、「何故安い/高いのか?」ということが理解できないからだ。

その説明をどういう訳か、航空会社も旅行会社も説明をすっぽかしてきた事情もあるのだが…
まあ、これ以上言うと愚痴になる。
本題に戻る。


例えば…
大阪と台北の往復航空券で旅行をした、
隣同士でチケットの見せ合いなんかをしたら、料金が違うなんてことは十分あり得る話なのだ。

同じ大阪と台北のエコノミークラス往復でも、
片や3万円程度、片や10万円を超えるなんてことだってあり得るのだ。

この料金差が出てくるのは何故なのか、という話。

皆さんが一般的に買う、航空券の代金を決めているのは、各航空会社だ。
航空会社によって、料金が違ってくるというのは、普通の話。

「同じ区間の航空券」と言うけれども、
実際見る人が見たら、全然違うモノだったりする。


具体的には…

変更:  無料でできる/有料でできる/不可
取消:  無料でできる/有料でできる/払い戻し不可
発券期限: 出発直前までOK/予約後○日前まで発券/予約後即日発券
有効期限; 出発3カ月以内/出発1カ月以内/出発1週間以内
途中降機: できる/できない
マイル加算: OK/不可

と言った具合。

これだけだと、何が何やら…という話なのだが、
左に行くほど制約がゆるく、右に行くほど制約がきついというイメージを持ってもらったらいい。

各航空会社は、同じキャビンクラス(例:エコノミー・ビジネス)の席でも、
予約のクラスをいくつかに分けて、それに色々なルールを決めていくのだ。

そして、その中でもルールのきついクラスを安くして、
そこから順番に料金が高くなっていくのだ。

ルールがきついほど料金が安くなるようにしているのだ。

例えば、早めに買えるけど、変更できなくて払戻料金が結構かかるとか…
そういうチケットは、基本的には安くなる。

逆に、現地で復路を変更できるチケットを希望している人が、
値段をいくら安くしようとしても限度があるのだ。


でも、変更できるチケットを求めている人は、割合的には少ない。
よほど理由がない限り、制約がきつくても、安いチケットを買う人の方が普通だ。

そうなると、さっさと日程を固めてしまって予約を取ってしまった方が料金が安くなる、
という実も蓋もない結論になってしまう。


私の経験上、海外の航空券については、
年末年始・お盆・大型連休以外に関しては、よっぽどのことがなければ、
2か月前に予約を取ろうとしたら、何とかなると思っている。

ただし、日程の自由がある程度きく人であれば…という条件付きだが。

何が何でもこの日の、この便に飛ばないといけない、という人に関しては、
残念ながら、予約の時の混雑具合で、料金が決まってしまう、という話になってしまう。



ただ、この話に加えて、重要な要素が2つある。

1:日付・曜日

航空券によっては、週末料金と平日料金が決められている場合が多々ある。

あるいは、特定の連休中・シーズンには、そもそもの料金が高いということもある。

といっても話は非常に単純。
大型連休や休みの取りやすい時期には、料金が上がりやすいのだ。
みんなが行く時期は料金が高いのだ。

曜日でも差があることがあり、
方面によっては、土日発着と平日発着では、1万円程度差があることだってある。

欧州や米国などであれば、
平日発平日着の海外航空券を手配するだけで、
同じ区間の航空券でも、数千円〜1万円と料金が下がることだってある。

それが分かっているから、海外に行く場合には、基本的には土日出発は避けようとしてきたのだ。


2:空港

これは東京だと分かり易い。

羽田の方が成田と比べて、近くて利便性が高い。
そうなると、複数の便が飛んでいる区間だと、
羽田便だけ予約で埋まってしまう…という事態が起こりうる。

そのため、航空会社によっては、羽田発着の便を利用する場合は、追加代金がかかります…
なんてことをする場合もある。

これは、全ての航空会社がしているわけではない。


これらの事情を知っているだけで、だいぶ話が違ってくる。


だから、安く買える人というのは、
連休を上手く外して、遅くとも2か月前には旅程をある程度決めているし、
大枠が決まったら、さっさと予約を入れている。

かつ、ある程度ゆるめに日程を決めているのだ。

そもそも、どうしても行きたい…というのがなければ、
混雑する時期に行くのもな、と個人的には思う。

参考にしてもらえれば…
posted by KAZU at 22:43| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

ただ「オススメありますか?」と言われても…

カウンターで旅行の予約を取っていた頃のお話。

こんなこと言うお客さんがいるんですね。

「オススメの場所ありますか?」

うん、これだけ投げられても困る。
そもそも、予算と日数は?という話になる。

あるいは、「全部オススメや!」と、ネタで返したらいいんだろうか、とも思ったりする。


例えば、「関西から行き易い温泉地で、オススメありますか」とか言われれば、
城崎? 白浜? 有馬? 北陸方面?

と言った具合に、いくらかするすると候補は出てくる。


それに、オススメあるよって、
・古代ローマの遺跡を廻る旅
・ドイツ ビール飲み倒し
・北前船の寄港地を巡る 日本海の旅
とか…私の趣味丸だしで言われたとして、納得するんだろうか、という話。

こんなオススメを言われた所で、ビーチリゾートが好きな人には、決して刺さらないオススメだ。

もちろん、店先でこんなふざけた対応はしない。

そうなると始まるのが、お客さんの趣味と予算と日数の棚卸となる。

それでも、趣味・嗜好が出てこないお客さんがたまにいる。

自然の綺麗な場所なのか…
歴史的な雰囲気のある場所なのか…
ビーチリゾートなのか…
美術品が目的なのか…
保養地でゆっくりリトリートしたいのか…

ココじゃない場所に行く経験として、旅は良いんだけれども、せめて何をしたいのかは教えて欲しい。


国によっては、「何をしたい」がないと、楽しみづらい所だってある。

例えば、ドイツ。

歴史(しかもいつの時代の)? 芸術? 建築? ビール? サッカー?
…と、
テーマが違えば、行く場所も、薦めるものも完全に違ってくる。


趣味・嗜好を言葉を交わす前に見抜く「神」は、普通旅行カウンターには座っていない。

どんな感じの所に行きたいのか、そのイメージを持ってきて、
話してもらえると、話も進みやすいと思う。
posted by KAZU at 23:57| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする