2017年09月30日

航空券 アルファベット1字の間違えが 悲劇を生む

名前は正確に書いて欲しい。

これだけ書くと「当たり前」のこと過ぎて、何言っているんだ…と思うかも知れない。

海外航空券の場合、
パスポート表記と予約のアルファベット表記が、1字でも間違っていたら、アウト
航空機に乗れなくなる。


例を出すと、
「オオノ/ユウキ」さんだと

「ONO / YUKI」
「OHNO / YUKI」
「ONO / YUUKI」
「OHNO / YUUKI」

昔であれば、一番上で登録されていたのだが、
ここ最近では、下3つの表記も認められているため、伸ばす音のある人は要注意なのだ。

まして、「ONO/YUKI」とだけ来た場合は、男性なのか女性なのか…という話まで出てくる。
もちろん、男女もパスポートと違うのもアウトだ。

他に、注意が必要な例としては、「ナンバ/シンペイ」さん

「NAMBA / SHIMPEI」

聞く人が聞いたら、この表記一択なのだが、
パスポートを見ずに、「M」を「N」で書いてきて、
「NANBA/SHINPEI (誤)」と申込書に書いてくる人もいる。


何でここまで口を酸っぱくして、名前の表記の話をするかと言うと…

航空券の場合は、名前で押えているのであって、枠で押えている訳ではないからだ。

日本のホテルの予約の感覚で、誰々が行けなくなったから、代わりに行きます…
と言って人数だけ揃えるなんてことは一切通じないのだ。

そんなの認めていたら、
「NANASHI/GOMBEI」とでも予約しておいて、後で差し替えるなんてことが横行する。

だとしたら、予約の青田刈りみたいな状態になってしまって、
まともな料金で航空券が買えなくなる…というのもある。

それ以上に、名前の差し替えなんてものを認めたら、保安上、非常に問題になってくる。
差し替えた人間が、仮にテロリストだったとしたら…と考えたら、
とてもじゃないが、人の差し替えなんて認めてくれる訳がない。

航空会社としても、誰が乗っているのか把握している必要がある以上、
どうしても、名前の変更を認めてくれない事情と言うのがあるのだ。


ここで情に訴えれば何となるだろうと、恫喝や泣き落としにかかる人もいるのだが、
自分で間違った名前を書いてよこしたのであれば、申し訳ないが自分の責任だし、ただの迷惑だ。

(もちろん、旅行会社の人間が間違えたのであれば、話は別だ。
その場合は、旅行会社が責任を持って対応すべき事案である。)


もし間違って予約するとどうなるかと言うと、
発券前であれば、予約の取り直し。
発券後であれば、チケットの買い直しになる。当然間違えたチケットについては払戻料金がかかる。

予約の取り直し・買い直しということは、
残念ながら、料金が高くなってしまっている可能性は高い。

いや、まだ乗れるだけマシかもしれない。
最悪、取り直しもきかない状況だったら、その航空便に乗れない…ということだってあり得る。


だから、申し込み時点から、
名前のアルファベットは、パスポート表記通りに書くようにして欲しい。

特に、グループの代表として、あるいは、代理で申し込む場合は、当人に表記をよく確認して欲しい。

特に、外国籍のお客様の代理で申し込む場合は、
日本人にどうしても馴染みのない名前であることががあるため、
「姓/名」の順番+性別も含めて正確に伝えて欲しい。

そして、間違いを防ぐにも、電話で口頭で伝えるだけというのは、正直オススメしない。
(口頭で伝えようとする人に限って早口だったりする。)

何せ、聞き間違いが発生する可能性がある上に、ちゃんと伝わっているかどうか証明が難しい。
そうなると、メールか紙かで証拠を残しておいた方が安全だと思う。


もっとも、旅行会社の人間が、申込書・パスポートを見ながらも、間違えて予約をするケースもあり得る。
それは、即指摘して欲しい。

私が自分の旅行を手配してもらうのならば、
ちゃんと自分で申込書を書いていても、
予約確認書が出てきた瞬間に、まず名前をチェックするくらいだ。


海外の航空券は、たったアルファベット1文字の間違いが 悲劇を生んでしまう。

手配する人間が、慣れた人間だったらある程度の予防線は張れる。
でも、そんな人間が、細心の注意を払ったとしても、
元々の情報が間違っていたら、全く防ぎようがない話なのだ。

お互い心地よく手配を進めていくためにも、
申し込む際のアルファベット表記は、パスポート表記をキッチリ確認して欲しい。
posted by KAZU at 09:50| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

海外航空券の予約をするなら、木・金を避けた方がいい理由

ちょっと前に、発券期限の話をしたのだが…

最近の海外航空券だと、
だいたい予約してから3日以内に発券するようにルールが設定されていることが多い。

この「3日以内」というのが曲者なのだ。

どういうことかというと、
仮に土日祝日に、旅行会社の営業はやっていても、航空券の発券が週末はできない…なんてことが、結構あるのだ。

航空券の発券とだけ言うと、簡単そうに聞こえるのだが、
ミスが許されない仕事であると同時に、航空券の複雑なルールを理解していないと、到底できない仕事なのだ。

そんな専門的なスタッフを抱えておくことは、よほどの規模の旅行会社でないと難しい。
そのため、発券を外部委託している会社だって少なくない。

そして、その発券専門の業者自体が、土日祝日が休みであることが多いのだ。

となると、「土日祝は発券できない」なんて事態が発生しえる世界なのだ。

「土日祝は発券できない」ことは、結構痛い話だ。
もし仮に予約後3日以内に発券が必要な航空券の場合…

木曜予約: 金曜日(翌日)に発券しないとアウト
金曜予約: 月曜日(翌営業日)に発券しないとアウト


なんてことが起こり得るのだ。

まして、翌日・2日以内発券なんて航空券も存在する上に、
航空会社によっては、予約後でないと発券期限が分からない所もあるのだが、
そういう所に限って、土日祝とかぶっているなんてことが起こりえるのだ。

だから、木・金に予約してしまうと、
それこそ、即入金・即予約の確認となって、結構せわしないことになってしまうことがある。


これだけだと、手配側のエゴなのかもしれないが…
予約するお客様側にとってもデメリットは大きいと思う。

というのが、
休日のために、お客様自身が確認したり、入金したりするなど、
実質的に対応できる時間が短くなってしまうのが1つ。

また、発券が金曜日には固まるため、何かお願いしても、
旅行会社側が物理的にすぐに対応しきれない場合が、結構あるからだ。


私も全ての旅行会社を見た訳ではないのだから、確実なことは言えない。

うちであれば、土曜でも日曜でも余裕で発券できます…と言い切れる所もあるのかも知れない。
そんな所でも、土日祝までフルの体制で発券のスタッフを出している所は多くない。

そうなると、結局、金曜日が混雑する…という話になってしまう。

入金や予約確認などでバタバタするのを避けたいのであれば、週の前半に予約をしておく方がオススメだと言える。
posted by KAZU at 22:43| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

海外航空券を安く買うための発想

航空券代金の仕組み…ほんまに複雑だ。
説明しだしたら、本一冊になるレベル。

だが…
大雑把な話をしてみようなどという無謀なことをしてみようなんて思った。

何故かと言うと、どうやったら航空券を安く買えるのか、
という話をよく質問されるのだが、
大雑把でもいいから仕組みが分かっていないと、「何故安い/高いのか?」ということが理解できないからだ。

その説明をどういう訳か、航空会社も旅行会社も説明をすっぽかしてきた事情もあるのだが…
まあ、これ以上言うと愚痴になる。
本題に戻る。


例えば…
大阪と台北の往復航空券で旅行をした、
隣同士でチケットの見せ合いなんかをしたら、料金が違うなんてことは十分あり得る話なのだ。

同じ大阪と台北のエコノミークラス往復でも、
片や3万円程度、片や10万円を超えるなんてことだってあり得るのだ。

この料金差が出てくるのは何故なのか、という話。

皆さんが一般的に買う、航空券の代金を決めているのは、各航空会社だ。
航空会社によって、料金が違ってくるというのは、普通の話。

「同じ区間の航空券」と言うけれども、
実際見る人が見たら、全然違うモノだったりする。


具体的には…

変更:  無料でできる/有料でできる/不可
取消:  無料でできる/有料でできる/払い戻し不可
発券期限: 出発直前までOK/予約後○日前まで発券/予約後即日発券
有効期限; 出発3カ月以内/出発1カ月以内/出発1週間以内
途中降機: できる/できない
マイル加算: OK/不可

と言った具合。

これだけだと、何が何やら…という話なのだが、
左に行くほど制約がゆるく、右に行くほど制約がきついというイメージを持ってもらったらいい。

各航空会社は、同じキャビンクラス(例:エコノミー・ビジネス)の席でも、
予約のクラスをいくつかに分けて、それに色々なルールを決めていくのだ。

そして、その中でもルールのきついクラスを安くして、
そこから順番に料金が高くなっていくのだ。

ルールがきついほど料金が安くなるようにしているのだ。

例えば、早めに買えるけど、変更できなくて払戻料金が結構かかるとか…
そういうチケットは、基本的には安くなる。

逆に、現地で復路を変更できるチケットを希望している人が、
値段をいくら安くしようとしても限度があるのだ。


でも、変更できるチケットを求めている人は、割合的には少ない。
よほど理由がない限り、制約がきつくても、安いチケットを買う人の方が普通だ。

そうなると、さっさと日程を固めてしまって予約を取ってしまった方が料金が安くなる、
という実も蓋もない結論になってしまう。


私の経験上、海外の航空券については、
年末年始・お盆・大型連休以外に関しては、よっぽどのことがなければ、
2か月前に予約を取ろうとしたら、何とかなると思っている。

ただし、日程の自由がある程度きく人であれば…という条件付きだが。

何が何でもこの日の、この便に飛ばないといけない、という人に関しては、
残念ながら、予約の時の混雑具合で、料金が決まってしまう、という話になってしまう。



ただ、この話に加えて、重要な要素が2つある。

1:日付・曜日

航空券によっては、週末料金と平日料金が決められている場合が多々ある。

あるいは、特定の連休中・シーズンには、そもそもの料金が高いということもある。

といっても話は非常に単純。
大型連休や休みの取りやすい時期には、料金が上がりやすいのだ。
みんなが行く時期は料金が高いのだ。

曜日でも差があることがあり、
方面によっては、土日発着と平日発着では、1万円程度差があることだってある。

欧州や米国などであれば、
平日発平日着の海外航空券を手配するだけで、
同じ区間の航空券でも、数千円〜1万円と料金が下がることだってある。

それが分かっているから、海外に行く場合には、基本的には土日出発は避けようとしてきたのだ。


2:空港

これは東京だと分かり易い。

羽田の方が成田と比べて、近くて利便性が高い。
そうなると、複数の便が飛んでいる区間だと、
羽田便だけ予約で埋まってしまう…という事態が起こりうる。

そのため、航空会社によっては、羽田発着の便を利用する場合は、追加代金がかかります…
なんてことをする場合もある。

これは、全ての航空会社がしているわけではない。


これらの事情を知っているだけで、だいぶ話が違ってくる。


だから、安く買える人というのは、
連休を上手く外して、遅くとも2か月前には旅程をある程度決めているし、
大枠が決まったら、さっさと予約を入れている。

かつ、ある程度ゆるめに日程を決めているのだ。

そもそも、どうしても行きたい…というのがなければ、
混雑する時期に行くのもな、と個人的には思う。

参考にしてもらえれば…
posted by KAZU at 22:43| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする