2018年04月03日

鬼がテーマのフリーペーパー 「鬼の絵詞」第3号 出ました。

鬼の絵詞3.jpg


鬼にまつわる伝承を扱う「鬼の絵詞」第3巻が完成しました。
京都府北部の丹波・丹後を中心に配布しています。

今回私は、岡山の桃太郎の伝説の元となっている「温羅 (うら)」の話を紹介しています。

そこまで行けないよ…と言う方、コチラでダウンロードもできます。

PDFはこちら
oni_news_3_comp.pdf


ぜひ、ご覧くださいませ。



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ラベル:鬼の絵詞
posted by KAZU at 21:18| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月03日

「鬼は内」と言う地域もあるらしいのだが

福知山鬼の交流博物館.jpg

(京都・福知山 鬼の交流博物館前の鬼瓦)


節分の豆まきの時に、「鬼は外」と一般的には言いますが、
地域によっては「鬼は内」と言う地域もあります。

私が関わっている京都・福知山の中でも、一部地域では「鬼は内」と言うそうです。

「鬼は内」と言う光景を目の前にした時に、多くの人は首をかしげることでしょう。

多くの人は、「鬼=悪さをするもの」と思っていますから。

でも、「鬼」に関する伝承を追いかけていて思うのは、
「鬼=悪さをするもの」という見方が一般的にはありますが、
それはちょっと違うんじゃないのかと思うのです。

魔除けのために、「鬼瓦」がありますし、
比叡山に行くと、疫病を払うために鬼の形となった坊さんの話もあります。

「鬼」が悪さを払うという現象を考えると、
「鬼=悪さをするもの」と決めつけるのも何か違うのです。


少なくとも感じるのは、通常の人間の理解を超えた「鬼」の力の物凄さ。
人間の知恵では到底想像のつかない力を持った、「鬼」の姿が見えてきす。

自分の想像のつかないことに「恐れ」を感じるのは、人間のサガなのはわかります。
だから、「悪」と名札付けして、恐怖の対象として、払いのけたい気持ちもわかるのです。

日本語では同じ「おそれ」という音で、
「畏れ」=凄味を感じてうやうやしくするという意味も出てくるのです。

「鬼は内」とやってる地域は、
「鬼」が自分たちを守ってくれる存在だと意識していたのでしょう。
それは、超越的な力を持つ存在を、神社に祭るのと同じ発想なんだと思います。

何せ「祟り神」と言われるような存在を神社に祭って鎮めようとした例なんて、
全国でいくらでもありますから。

だから、最近は特に、
「理解できない/わからない」⇒「恐れ(何かこわい)」
という図式よりは、
「理解できない/わからない」⇒「畏れ(何かすごい)」
という方が私は好きです。

「わからないもの」に対して「こわい」という自動的に感じるのは、
何かもったいないなと思ってしまうのです。

畏れ多いけれども「凄味」を感じて、
それをきっちり観察していった方が、面白いことが色々見えてくるのです。


これは、人間相手の時にも感じます。
凄味を感じる相手は、どこかしら身体に緊張が走る感じがします。

でも、その瞬間に、何か怖いと思って敬遠してしまう人もいれば、
その凄味の中身を知ろうと思って、観察して真似までしてしまおうと思う人だっています。

でも、後者の感覚、凄いと思うものを受け入れていった方が面白いんじゃないのかな…
と思います。

そう考えたら、「鬼は内」って考えたら面白いのかなと感じたのです。
(おわり)


【告知】
<2018/2/11 14:30〜 講演会 ナビゲーターやります>
福知山の「鬼そば」さん
で、
「福知山の鬼伝説」と題して、酒呑童子伝説の専門家「海熊童子」さんと講演会やります。

詳細は、こちらをご覧ください。
http://gekkaan.blog.fc2.com/blog-entry-43.html


予約が必要ですので、こちらのメールアドレスまでご連絡を。
oninoekotoba☆gmail.com
(☆を@に変えてください。)
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