2017年10月16日

メールのタイトルに「緊急」と書き加えただけでは、全く意味がない理由

旅行会社でメールを見ていると、「緊急」という文字をよく見かける。
が、はっきり言って無視している。

理由は簡単で、そんなこと言わなくても、
その多くが「3日以内に発券する」ことを意識しないといけないのだから、
そりゃ、基本的には急いで回答をしようとはする。

「緊急」の中に「緊急」を混ぜた所で、何の意味もないのだ。

そうでなくても、急ぐ案件を抱えていない方が珍しい。

だから、ただ「緊急」とだけ書かれていたって、急いで対応しようとは全く思わない。
急がないといけない理由が、伝わらなければ、急いでくれないと思った方がいい。


例えば、メールにこういうタイトルが入っていたら、
素早く対応しやすいという例を書くと…

・「○/○ 〜行き 見積お願いします」が入っていて、出発間近だと一目で分かるメール
・「○/○ 〜行き 予約お願いします」と書いてある、「折り返しのメール」
・「○/○ 〜行き 取消お願いします」と書いてある、「折り返しのメール」

上の場合だと、出発までに時間が短いために、
手配の可否だけでもすぐに返さないといけないから、すぐに対応するだろう。

真ん中のように、問い合わせの跡があって、「予約」となったら、残席の問題もあるため、
後から回答するにしても、少なくとも席だけ押えておこう…ということになる。

下のように、「取消」がらみは、
取消料だとか、出発時間の兼ね合いもあるため、少なくともメールの中身は確認する。

要は、どういうアクションを取って欲しいのか一発で伝わらなかったら、
いくら「緊急」と書こうが、ほとんど意味がないのだ。

そして、受けた問い合わせの中で、
「急ぐ/急がない」の判断をするのは、残念ながら、手配する側の人間になる。

むしろ、緊急性が一発で伝われば、
タイトルに「緊急」なんて入れる、姑息なマネすら必要ない。


個人的には「緊急」は、できればない方が、嬉しいのだが…
でも、ちゃんと急ぐ理由が一発で伝われば、対応がしやすいため、
多くの予約記録を抱えている身としては、非常に助かるのだ。

そういうメールは、本当にありがたいのだ。

逆に、「緊急」とか書かれているメールに限って、
文面を読んでも急ぐ理由が分からない上に、
必要な情報が欠けていて、重要度が残念ながら低いことが結構あるのだ。


これは、おそらく旅行手配に限った話ではなく、
相手に「必要性」を伝えることって、コミュニケーションで、結構大切な話だと、私は思っている。
posted by KAZU at 00:44| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

「何で直行便がないの?」というお話 航空会社の戦略的理由

航空便の飛び方は、他の交通機関と違って独特な部分がある。

特に航空機に慣れていない人にとっては、
「何で直行便がないの?」という質問がよく出るからだ。

その質問に答えるためのイメージを作るために、
2年前にヨーロッパに行った際に使った、フィンエアーの話をしたい。

フィンエアーは、北欧フィンランドの航空会社。
フィンランドのヘルシンキを拠点に世界各地に便を出している。

日本へも、東京・大阪・名古屋・福岡に便を飛ばしている。(2017年10月現在)

そのヘルシンキの空港でなかなか面白い光景を見た。

ヘルシンキ空港の夕方5時ごろの出発案内を見ると、こんな感じになっていた。

・バンコク行き
・ホーチミン行き
・北京行き
・上海行き
・東京行き
・大阪行き
・名古屋行き
・ソウル行き

これは、実際とは違うかも知れないが、
アジア方面の便が、5分刻みで、集中して出発する時間なのだ。

そして、少し前の、午後3時から4時くらいには、アジア方面からの便が集合する時間なのだ。

アジア方面からのお客さんを、ほぼ同じ時間にヘルシンキに集めて、欧州の各地に散らす。
逆に、欧州方面からのお客さんを、ほぼ同じ時間にヘルシンキに集めて、アジアの各地に散らす…

そういう状態で飛ばしているのだ。

何でこんな話をしたのかというと、
航空機で長距離の旅をしようと思ったら、
少なくとも1回、場合によっては2回必要なことが結構ある。


そこで、「何で直行便がないの?」という最初の質問に戻る。
気持ちは非常に良くわかるのだが、ちょっと考えてみて欲しい。

名古屋からアメリカ・テキサスのオースティンに飛ぶ人って、週に何人くらいいるだろうか?
あるいは、関西からインドのバンガロールに飛ぶ人って、週に何人いるだろうか?

近距離だったらまだしも、
長距離になると、地方都市同士を直接飛ばしたところで採算が取れるほど乗客が集まらないのだ。

まして、直行便を乱発すると、航空機の台数も必要だし、
空港の設備もそれに対応して、均等にお金をかけなければいけなくなってくる。

そこで航空会社は、拠点となる空港を中心に、放射状に航空機を飛ばすことで、
効率的に飛ばす…という戦略を取っているのだ。

拠点となる都市間は、大型機を飛ばして、
拠点から近距離の各都市へは、比較的小型の便を往復させることで、
様々な行き先に対応できるようにしているのだ。

その拠点になる空港のことを「ハブ空港」と呼んでいる。

そして、「ハブ空港」での乗換を前提に、各航空会社はスケジュールを組んでいるのだ。

だから、先ほどのヘルシンキのように、同じような時間に、ある航空会社の航空機が一気に飛び立つ…
なんて光景が見られるのだ。

そうなると、拠点同士であるか、よっぽど近距離でもない限り、
直行便がないとしても、ある程度は仕方のない話なのだ。

むしろ、地方都市発・地方都市着の場合、2回乗り換えになったとしても、致し方ないのだ。


ただ、乗り換えをしなければならないからと言って、デメリットばかりでもない。

というのも、その乗り換え都市で降りてもいい、というルールを組んでいることも結構あるのだ。
だから、それをうまく利用すれば、
ハブ空港のある都市で観光や用事を済ます前提で、航空会社を選ぶ人もいるくらいなのだ。

実際、私自身も、
バンコク(タイ航空)・シンガポール(シンガポール航空)・イスタンブール(トルコ航空)の空港では、
この手を使わせてもらった。

そして、直行便の場合、利便性が高いため、料金が高めに設定されていることも結構ある。

だから、実は、長距離の場合、経由便だった方が、意外に料金がお得だったりすることもあるのだ。

そう考えると、意外に乗り換えも悪くないモノである。
posted by KAZU at 23:54| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月02日

Kazu流 ワクワクする旅行のプランの組み方

私が旅行プランを組むときに考えていることを、
いくつか書き出しておきたい。

特に、私は、列車を軸に、周遊型の旅をすることが多い。
そして、海外に行くときは、もちろん航空機を使う。

こんな感じのことをしておくと、凄い面白いおまけがついてくることがあるからたまらない。

ちょっと紹介します。


1:行きたい所/体験したいことを書き出す

とにかくこれがないと始まらない。
行きたい所・体験したいことをとにかく書き出してみる。

金沢とか、スペインのアンダルシアとか、地名でもいい。

備中松山城とか、出雲大社とか、建物でもいい。

・綺麗な夕日が見たい
・最果てまで行ってみたい
・旨い魚を食べたい
・海辺でのんびりしたい
といった具合に、体験でもいい。

とにかく、行きたい場所・体験したいことを、書き出してみる。

この時のコツとしては、お金や時間のことは、一回完全に無視をしてください。

とにかく、行きたい・やりたいことを書き出してみること。
ノートにとにかく書いて欲しい。

ある程度出たかな…と思った時点で次のステップへ。


2:ピンと来る場所を、大まかに選ぶ

その中でも、ピンと来る、あるいは、これ良さそうくらいの感じでいいので、
場所や体験を、選び出してみる。

具体的に話をすると…

今年の7月に行った、東北の旅のお話。
http://kazu-wiz.seesaa.net/article/452346425.html

色々書き出した中で、
・最果てに行きたい ⇒竜飛崎
・弘前城に行きたい
というのがあったので、それを軸に計画を練ったものだ。

だから、この時点で、東北でも北の方が目的地…と何となく決めておいて、
そこから味付けしていくのだ。


3:道中・近辺で、面白そうなモノに目星をつけておく

周遊型の旅であれば、道中にある面白そうなモノ
滞在型の旅であれば、滞在地の近辺にある面白そうなモノ

それがある程度、リストにあれば旅程に組み込めそうか考えてみる。

その時に地図とにらめっこすることをオススメする。

何故かと言うと、その思いつきが実行できるかどうか、
判断する上で、具体的な距離がイメージできるモノがあるといいからだ。

例えば、この東北の旅であれば、
東京を出発地にすることは決めていたので、その道中にあるものは、ある程度、マークをしていた。

往路の青森までの道中だったら、
・宇都宮 =餃子を食べる
・仙台 =牛タンを食べる
・八戸 =海を見る
と言った具合に。


滞在型の旅行をする場合であれば、
滞在先の周囲に見たいモノ・体験したいモノがないかどうか、調べてみるといいかと。

例えば、
出雲大社を軸にするのであれば、
周囲にあるもので良さそうなモノと言えば…

・日御碕 ・宍道湖の夕日 ・境港の鬼太郎
・玉造温泉 ・松江の街

…といった具合に、
近辺に自分が書き出した何か、
あるいは調べたら出てきた面白いものがあれば、一緒に紐付けしてしまえばいいのだ。

ちなみに、先ほどの道中に何があるのか…と考えると、
帰りに、例えば、岡山に寄る…というのも、思いついたりする。


でも、こんなアレンジができるのも、
1で自分の、行きたい場所・体験したいモノを書き出したからこそ、思いつくのだ。


自分で書き出してみないと、行きたい場所なんて、はっきりしてこない。

まずは書き出すことがオススメ。
旅行が好きな人って、書き出しているうちに、勝手に妄想を膨らませるものだから。


大事なのは、計画したからと言って、行かなきゃ…と思うと重くなるので、
その中でも一部だけでもやってみたい、と軽く思えれば十分だと思っている。

何せ、やり残しがあると、どうせその場所には行く可能性が高いのだから。
posted by KAZU at 23:40| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする