2017年09月24日

航空券は予約しただけでは飛べないのです 【「発券」のお話】

日常的に航空券の手配をしていると、イロハのイの部分の話だけれども、
お客さんには中々理解をしてもらえない話。

多くの人はどうやら、航空券の予約をしたらすぐに取消料がかかるんじゃないのか、と思っているフシがある。
最近だと、個人が航空券だけを買う分には、すぐに取消料がかかる航空券は少ない。

というのが、今は航空会社も直に販売している航空券を販売するのが主流になっているからだ。

なお、ツアーの場合だと、話が全く変わってくるので、全く参考にならないのでご注意を。


航空券だけを買う場合、取消料がかからない、猶予期間みたいなものはある。
それは、「発券期限」という言い方をしている。

旅行会社なり、航空会社なりが、「航空券の発行(=発券)」をしない限り、
航空機に乗ることができないのだ。

その「発券」をして初めて、予約した航空券のルールが適用される。
つまり、取消料が発生しだすのは、「発券」してからというのが基本になる。

だから、「航空便の予約」をしただけでは、航空機に乗ることはできない。
もし、予約を入れて、「発券」をしないで放置しておくと、予約は容赦なく航空会社にキャンセルされる。

それくらい、「発券」というのが大事なのだ。


その「発券期限」というのが、予約した航空券ごとに決められているのだ。

おそらく、多くの旅行会社では、予約をしたら、
「発券期限が○日ですから、△日の何時までにはお支払してください」
という言われると思う。

あるいは業務渡航であれば、
「発券期限が○日ですから、△日の何時までに日程の確定をお願いします」
と言われると思う。


その期限と言うのが、だいたい、3日以内とか7日以内とか、
極端に早い場合は、予約後に即発券しないといけないとか…なってくるのだ。

そこまでに、支払いや予約内容の確定を完了させる必要がある。


今までこの言葉を聞き流していた人も多いだろうが、これは非常に大切なことなのだ。
というのも、「発券」したら、予約の変更・取消にはお金がかかるようになる訳だから。

だから、予約確定の書面が出たら、全力で、自分の名前(パスポート表記名)と、予約内容の確認をして欲しい。

2・3日の間に予定が確定するようであれば、遠慮なく予約をしてもいいと思う。
そして、予約を変える必要があるのであれば、発券前であればお金がかからない訳なのだから、遠慮なく言っていいと思う。

人間がすることだから、誤りもあり得る。
だから、万一間違いがあれば、すぐに旅行会社に連絡を入れてほしい。

「発券期限」というのは、お互いの確認のための時間なのだから。
posted by KAZU at 10:31| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

旅行会社で「満席」の便を予約しろとゴネた所で席は出ませんから

旅行手配の仕事をしていた頃のお話。

私は海外の航空券の予約を担当していた。
メールなどによる海外航空券の問い合わせを元に、予約を取っていく仕事だ。

その中で一番困るのが、「満席の便の予約を取れ」とか、「安くしろ」とか、
無意味な押し問答を仕掛けてくる人間。
席が取れない理由とその料金になる理由、代案を何度説明しても、理解しようとせず食い下がってくる。

食い下がったところで、席が取れるようになることは、残念ながらない。

本音を言えば、ここでゴネる人間だったら、余所を当たってくれと言いたくなる。
「取れねえよ、バーカ」とでも答えてやりたいのを我慢して、
普通は丁重に事情を説明することになっている。

何が迷惑かって、その間、無意味に時間を取られること。
ちゃんとルールを理解して、それに従って予約をいただいている他のお客様の迷惑になる。
何でゴネる人間に時間を割かないといけないのか、このことが私は納得できない。

特に最近の航空券は、予約後3日以内に購入とか、とにかく予約⇒購入のサイクルが早い。
だから、予約を入れてから、お客様にするアクションは、スピードが勝負。

普通、旅行会社の人間は、1人当たり同時に100人前後の予約記録を抱えている。
(この状態自体もどうかと正直思うが…)

そんな所に、無意味な押し問答を仕掛けてくれたって、迷惑極まりない。
ちゃんと待ってくれているお客さんにしわ寄せが行くのは、私は我慢ならない。

だいたい、航空券で席が取れないのは、安い席はとうの昔に他のお客さんが押えているから。
当然、日によっては予約が入らないところだってある。

色々事情はあったにしても、
手前がもたもたしていて、予約ができなくなった不始末を、他人にどうにかしろと言われても困る。
それで恫喝しようが泣き落そうが、席が取れないモノは取れない。

もちろん、放置はしない。代案は提案する。

でも、そういう人間に限って、この便でないと困るとか言い出す。

酷い場合は、実際に便が飛んでいる時間を伝えても、
便のない時間に飛ぶ前提で計画をぶち込むような御仁までいる。


うん、それ計画じゃなくて、妄想だわ。

大事な用事があるから何とかしてくれ?
他のお客様は、大事な用事があるから、さっさと予約をしていますが…
何故予約を取っておかなかったの?という話だ。

特に業務渡航だったら、何らかの会議や見本市があるのであれば、混雑は予想できたことですよね。

だから、代案を出した時点で、それに乗ってくれるかどうかにしか、手配する人間は興味がない訳だから、
取れもしないモノに固執するのは、正直どうかと思う。

仮に運良く(?)席が空いて、希望通りに取れてしまったとしても、こういうゴネた人間が感謝してくれることは皆無なのだから、やりがいがないことこの上ない。


これと似た話で、「座席が確定していないから、予約できていないじゃないか」という勘違い。
これで色々言ってくる人もも非常に多い。

航空券の予約は、あくまで「便の予約」だ。
航空会社の中では、座席の指定はあくまで付加的なサービスという位置づけだ。
だから、座席指定可能な席で、チェックイン前に解放されている席なんて、航空便の中でも一部だ。

その枠の中で希望の席が取れないからって、予約が取れていないとかギャアギャア騒ぐ。
業務渡航で慣れた人間ほど言うから非常にたちが悪い。

その文句は旅行会社に言われても困る。
取れる範囲で、座席指定を出しているだけだ。
文句を言うならば、航空会社に直接言って欲しい話だ。

「絶対に前の方、通路側がいい」ってダダをこねるなんて、お前は小学生のガキか!!
と言ってやりたくなるのを必死に押しとどめて、普通は丁重に説明することになっている。

それをしているのが子どもではなく、いい歳したオッサン・オバサンなのだから気持ちが悪い。

確かに、長時間のフライトで、真ん中の席になってしまうのは、気分の良いものじゃないのは分かる。
それで何とかしたい気持ちは分かる。

どちらにしてもチェックインの時には、座席を選べるようになるから、早めにチェックインしてみては、と案内している。
それでも、残念ながら期待に沿えないことだってある。

ここまで説明すればいい話のように私は思うのだが、それすら我慢ができない、残念な大人?が多すぎる。

だから、全ての航空会社が、チェックイン前の座席指定を有料にしてしまえばいいんじゃないのか、とすら思う。座席指定が「付加的なサービス」だという位置づけである以上は、その方が筋が通る。
(マイレージによる料金の傾斜はあってもいいと思うのだが。)

サービスなのに、無料にするからごね出す人間が出てくる。
有料にしてしまえば、航空会社にとっても、無駄な問い合わせが減っていいことだと、私は思うのだが。


旅行会社の人間は、時間に追われて仕事をしている。
だからこそ、料金や空席など、旅行会社で動かせないものでごねられるのは、非常に迷惑だ。

どうせ他のお客様の迷惑を考えられない人間だから、こういうことをするのだろうが…


こんな非生産的なゴネをした所で、結局自分の首を絞めてしまう結果になるのだ。
というのは、無意味にゴネている間にも、
容赦なく空席は埋まっていき、無慈悲に料金も上がって行ってしまうからだ。

旅行商品に関しては、明らかにゴネ損だ。

もちろん、説明を求めるのは構わない。
紳士的・淑女的に問いかければ、ちゃんと答えてくれるだろう。
納得いかないのであれば、色々な会社の話を聞けばいいだけの話だ。

売ってくれる人に全員嫌われて、売れないと言われたら、あなたがどれだけ買いたくてお金を積んでも買うことができないのだから。

売っている人だって人間なのだ、ということ心に留めておいてほしい。
ゴネたところで、ないものはないのだから。
posted by KAZU at 10:35| Comment(0) | 旅行会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

鈍行列車で2000km 東北の旅

ご覧あれが 龍飛岬 北のはずれと🎶
#津軽海峡 の #龍飛崎 。
青森駅から #津軽線 で #三厩駅 から バスで到達❗

#乗り鉄 #鈍行の旅


東北を中心に周遊した鈍行の旅から帰ってきて、バタバタしているうちに2日も過ぎてしまった。

仕事が決まって一段落したので、まとまった時間を使って、旅に行ってきたところだった。

発端は、
東京の上野発で津軽半島の竜飛崎(冒頭の写真)まで、鈍行で行ってみよう…くらいのノリだった。

それで行ける目処がたってから、1日で計画と手配をして行ってきたのが今回の旅だった。

京都〜東京の往復(高速バス+新幹線)も含めて、6日間で3000kmの移動。
日本の端から端に匹敵する距離を6日間で。


しかも、そのうち2/3にあたる2000kmを、鈍行で移動したとかいう。


頭おかしいことをしでかした自覚はある。
100人いたら、実際に真似してみようと思う奴は、1人いたらいい方だと思う。

効率だけ言えば、新幹線なり夜行バスなり飛行機なりで、すっ飛ばして行ってしまえば良い話。
それこそ青森往復の航空券で飛んでしまえば、身体的にはどれだけ楽か。



でも、それじゃつまらない氣がしたから、東京からでもいいから鈍行で行ってみることにした。
(周遊切符の事情もあるけれども、細かいことは抜き)


だいたい、私自身が西日本にずっといた訳だから、
東日本の風景はあまり見たことがない。

だから、車窓からの風景にしても楽しめる要素は十分にあった。

#白神山地  を背に #日本海 の #夕日 を眺める。

#五能線 の #秋田県 側の風景。

#リゾートしらかみ #鈍行の旅


写真:「リゾートしらかみ」からの夕日


それに待ち時間を利用してこんな風景を見ることもできた。

八戸の海の方に #鮫駅 近くの #蕪島 (かぶしま) でうみねこを見ていました。

#八戸 #八戸線 #乗り鉄 #鈍行の旅




#山形県 の #鶴岡駅 に降りる。
#城下町 だった #鶴岡 を自転車で回ることに。
歴史の雰囲気が漂う街です。

#庄内 #鶴岡市 #旅に出る日本史 #鈍行の旅


上:青森・八戸蕪島 下:山形・鶴岡市内


そして、列車にしても、普段見ないものをみかけることがあった。

#弘前駅 で偶然みかけた、 #リゾート四季島 と、 #リゾートしらかみ の新型車。 感動❗

#四季島 #リゾートしらかみ橅


#弘前駅 から #リゾートしらかみ に乗って、 #岩木山 の向こうの 日本海へ。

#乗り鉄 #五能線 #鈍行の旅 #リゾートしらかみ青池 #北海道東日本パス


上:リゾート四季島  下:リゾートしらかみ(青池編成)


今回の旅で自分のやりたかったことは、だいたいできたし…
また行ってみたいと思う所が見つかったりした。

これは、本当に地べたで行かないとなかなか感じられないし、見つけにくいものだったりする。


全国をある程度乗りきったら心境は変わるのかも知れないけれども、
発見があるから、鈍行列車の旅が(しんどいけれども)やめられないのかな…と思っている。


時間を贅沢に使った、随分と贅沢な旅だったように思う。
posted by KAZU at 23:00| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする